デジタル・デンディストリ−

デジタルデンタルの基本





模型から修復物製作の流れ

デジタルデンディストリーの基本
スキャンする事によりデータ化
データ上で歯を設計。
データから実物にするためのミリングなどの
実際の流れ

 




患者さんのお口の中を直接スキャン
口腔内スキャンでの
ブリッジ製作の流れ

口腔内スキャンによる
前歯ジルコニアブリッジ製作
 
 


口腔内スキャンと
模型スキャンの比較 


口腔内スキャンデータを使って
前歯ブリッジの製作

異なるメーカーの設計ソフトを比較する




カラーデータでの
設計

カラーでの設計する事により 
設計の際に設定がしにくいマージンラインの明確化






 

海外では標準的になった
デジタルでのシュミレーション



海外ではこういった歯科治療が
かなり普及してきました。

我が国ではまだほ
とんど行われていませんが

デジタル化の普及で
一般的になるかもしれません


 フルスマイルと リトラクタ写真
2枚の写真を合成しながら設計します。

同時に動画も撮影
シュミレーションで設計した歯並び、
歯の形態を
ご本人の動画にも反映させて事が
可能となりました。

 





撮影した画像の修正
両側の瞳孔 口角や
鼻中ラインを元に設計の
基本となる水平になるように

画像を配置する

 
 




中切歯遠心と
設計基本としたい切端に基準線を配置

リトラクター画像と、スマイル画像は
ルーターにて合成または
個々の表示が可能となるために
中切歯を基準に双方の画像を
重ねあうように設定する

 
 



スマイルフレームの設定
側切歯遠心を円の中心に設定
80 10.5というのはバランスの良い
中切歯の割合とされている


正面から見た時の
切端のラインと 
歯茎のラインを設定する。

 
 




歯の長さと
幅を調整
 




切端、歯茎のラインを設定 
 




ここでプリセットされた
ドナーと呼ばれる、
きれいな歯のパターンを選択する 
 
 


今回はよく使われる
F08のドナーを選択

 
 


自分で作ったパターンも
組み込みが可能


 



 
ここでそれぞれの歯の
位置 上下長さ 幅 回転などを行いながら
配列を補正する



 






上唇の位置を決めます。
これは後ほどシュミレーションが完成したときに
歯の表側に唇の裏側に歯が見えるようになるので
唇の位置の設定になります。

 
 





歯の色の設定
線ではなく、バーチャル上で
歯の画像を設定します。
現在ではもっと多くのパターンがあります。


 
 


 

明度 再度 透明度
などを設定。

全体的にも設定可能だが
個々の歯を個別に色設定も可能。


 




個別色設定
 
 



海外でのデジタルデンディストリーの
現状 参考例 
ウクライナの歯科医院では 



 
 










海外でのデジタルデンディストリーの
現状 一例 
ウクライナの歯科医院では 




以下の症例
ネットからの拾いものです。
3shapeのマネージャ来日の際に
ご紹介いただいた症例からです。

 
右と左同じ女性です

 
 
シュミレーションソフトで作った歯を
そのまま設計ソフトに移行
サージカルガイドを作り
歯の形態に沿って
歯肉を整形します。

 
術前の画像と
サージカルガイド
 
 
術前と
ラミネート装着後画像

歯肉整形は
電気メスでやっていました
歯槽骨が露出したときには
フラップを作って
ラウンドバーで骨整形します。

その後縫合。

ラミネート装着と
歯肉整形を同時に行っています。

 
 
別人になりました。
 
 
 
 
薄く作ったラミネート
セレックと同じ
ケイ素系のブロックを削り出して
それに築盛していました。

 


厚さは0.2〜0.3mm 
 


別の症例 1
日本では過剰と思われる事をしているのかも
しれません。


 


別の症例2
同様にセラミックラミネート。
西洋の国では、
これがとても喜ばれる 
 

別の症例

瘻孔が理由で抜去
海外では根管治療がレアケースのようで
EXTして、インプラントがスタンダード?・




海外からの患者さんを多く観ていると
歯周病なんてほとんど皆無です。

ましてや根管治療なんてレアケースだと思います。

だから根管治療が
特殊扱いされているのだと思います。
 
 

無理なEXT?
歯根がしっかりしていたので
簡単に抜去できなかったのかもしれません。
隣在歯を脱臼させている?・かも

 

3Dプリンターによる
サージカルガイド

 

埋入 
 D
 
埋入後 メンブレンで
再生誘導
 
 
スキャンボディーによる
口腔内でのスキャン

 
 
 

患者さんに泣かれた事がありますか?
感激をもたらすデジタルデンティストリー


 
オーストラリアでの例

西洋世界で「歯」をものすごく大切にします。
お口を開けると金属だらけの光景は
日本だけの事です。

それだけに歯に対するこだわりが
日本とは比較にならないほどです。

個人的には、少し過剰とも思われるところもありますが
些細な事でも大騒ぎするほど
歯を大切にしています。


下の例は、ほとんどがラミネートで処理されていますが
価格的にはかなり高価な物だと推測されます


 

1
 
 


2
 
 


3
 


 
4
 




 
 


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